鉄の物流のプロフェッショナル 丸吉ロジ株式会社

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原稿は全く用意しません 原稿は全く用意しません

伝えたいこと

原稿は全く用意しません

鐵人ブログ、3590日目です。(残り63日)

 

「私の半生シリーズ 第十六話」。丸吉の社長就任後、私は様々なセミナーや勉強会などで「プレゼン」をする機会をいただくようになりました。大小はありますが、一番多いときは200人近い人の前で話をしたこともあります。このようなプレゼンで私は「原稿」を用意しません。理由は「原稿に書かれた文章」を読むことが苦手だから。吃音者である私は「他に言い換えることが出来ない言葉」を発することが難しく、原稿に書かれた文章をそのまま読もうとするとスムーズに言葉が出てこなくなるのです。

そこで私は一時間ほどのプレゼンであっても、原稿を全く用意しないという「チャレンジャーな男(笑)」になりました。その代わりに「プレゼン資料」の作り込みには相当の時間と労力を掛けます。「言葉や文字だけではなく、写真・図・グラフなどを多くしてイメージで伝える」。今となっては「このスタイル」が逆に良かったのではないかと考えられるようになりました。最近「政治家が原稿に書かれた文章を読むだけでは国民に伝わらない」というニュースを見ることが増えてきたように思いませんか?いくら上手に紙に書かれた原稿を読めたとしても、それが相手に伝わるかどうかは別だということなのですね。

 

私のように上手く言葉が喋れなくても、プレゼンを聴いてくれた人から「すごく想いが伝わりました」「あの話は感動しましたよ」と言われることもあるのです。これからも「原稿を見ず自分の言葉で話をする」というスタイルを貫いていこうと決めている私なのでした。今日の教訓。「自分の弱みが強みになることもあると信じよう!」

 

 

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