複数のシャーシを使おう
鐵人ブログ、3520日目です。(残り133日)
昨日のブログでは一般的なトレーラー輸送の流れをお伝えさせていただきました。今日は「複数のシャーシ」を使った輸送効率化の事例をお話したいと思います。それでは早速下の【輸送②】の図をご覧ください。昨日の【輸送①】と変わりがないように見えるかもしれませんが、実は一か所だけ大きな違いがあるのです。それが「鉄鋼センター内に別のトラクタヘッドとシャーシを用意しておき荷物を積んでおく」というもの。
赤い四角の枠の中にあるように、別のトレーラーでBの荷物を積んでおけば、ドライバーの労働時間を大幅に削減することができるでしょう。Aの荷物をY鉄工所まで配達したドライバーは、X鉄鋼センターに戻ってきたらBの荷物を積んだシャーシに切り替えるだけで業務を終えることが可能になるのですから。これが「複数のシャーシを使った輸送効率化」の代表的な事例だと言えるかもしれませんね!
私たち丸吉ロジでは、このような輸送を実現していくために、ここ数年の中で少しずつトラクタヘッドとシャーシの増強を図ってきました。まだまだ道半ばではありますが、今後も「シャーシ」の可能性を探求し、さらなる物流改善を推進していきたいと思っています。