共に育つ事が出来る会社
鐵人ブログ、3621日目です。(残り32日)
私たち丸吉ロジが進める「物流改革」について。今日は「⑥未経験ドライバーの自社育成の体系化」の事例をお届けしたいと思います。今でも運輸業界では「経験者のみを採用している」というのが「常識」だと言えるでしょう。私たち丸吉も数年前までは面接に来てくれた方に対して、「トレーラーの経験がないのであれば採用は厳しいと思います」「鉄を扱うのはとても危険なので経験がなければ採用は難しいかもしれません」といった感じで採用をお断りしていたのを、ふと思い出していました(汗)。
近年、運輸業界では「少子高齢化」「若者のクルマ離れ」「ドライバー労働時間の規制強化」など、ドライバー不足という問題が年々深刻化していることは間違いありません。このまま何も手を打たなければ「会社の未来が大変なことになってしまう」と強い危機感を覚えた私は、数年前に「未経験者の採用育成」という方向に大きく舵を切ることを決断したのです。その結果、ここ2~3年ほどの中で約10名近い未経験ドライバーの採用と育成を実現することが出来ました。現在ほとんどのメンバーが現場の第一線で活躍してくれている姿を見て、この決断が間違っていなかったことを確信している私です。
ドライバーの自社育成を進めていく中で分かったことは、新たな人に仕事を教えていくためには、今いるメンバーも色々なことを学び成長していかなければならないということ。「一方的に教える」という「教育」をしていくのではなく、「共に育つ」という「共育」をしていける会社を目指していきましょう!