何十年も変わらない業界
鐵人ブログ、3433日目です。(残り220日)
ここ数日のブログでお伝えしている「鋼矢板(こうやいた)」という重仮設資材について。日本広しと言えども、連日のように「鋼矢板」についてブログを書いているのは私一人だけかと(苦笑)。でも「鉄(重仮設)」のことをもっと世の中に知ってもらうためには、ピッタリの内容かと思いますので、もうしばらくこのテーマにお付き合いくださいませ!
様々な工事現場で使用された鋼矢板は重機を使って引き抜かれ、トラックに積み込まれたのち工場に戻ってきます。地中に埋まっていた鋼矢板は写真のように土や泥が付いたままなので綺麗に工場で整備しなければなりません。さて、この鋼矢板をどうやって整備していると思いますか?「実は大型の無人ロボットを使って土を落としているんです!!!」・・・と言いたいところですが、現実はそう甘くありません。
現状ではこの写真のように大きな門型クレーンを使って鋼矢板を並べ、人がスコップや洗浄機を使って土を落としているのです。このような仕事のやり方は、残念ながら何十年も前からずっと変わっていません。現在も重仮設業界ではほとんどの作業が「人」で行われているというのが現実なのです。何十年も変わらない重仮設業界の仕事のあり方に「新たな答え」を出していくこと。これが私たち丸吉ロジに課せられた使命なのだと思っています。