仮説を立てていますか?
鐵人ブログ、3185日目です。
昨日のブログでは「経営者自身が学び続ける」というテーマでお伝えさせていただきました。これまで私が学んできた中で気づきが大きかった考え方の一つに「仮説力」というものがあります。これは例えば「現状は〇〇だが◇◇という状況を考えると近い将来には必ず△△になる。だからこそ今□□を取り組まなければならない」という感じで物事をとらえてみるイメージでしょうか。
この仮説から私たち丸吉が取り組んだ直近の事例といえば、10年程前から取り組んできた「モーダルシフト輸送」が挙げられるかと思います。当時は「モーダルシフト」の話をしても荷主企業や同業者に「全く響かなかった」のは間違いありません。「地球環境問題」「CO2削減」と言っても「それはそうだけど今はトラックで問題なく走ってもらっているし」「CO2を減らす前に運賃をもっと下げてくれないかなぁ」といった反応が多かったのです。しかし私は近い将来に「モーダルシフト輸送が絶対に必要になる」という仮説を立て、様々な取り組みを進めていったのでした。
この仮説が正解だったのか間違いだったのかは「時代」が必ず証明してくれることでしょう。10年後に皆さんの業界はどのようになっていると思いますか?様々な「仮説」を立ててみることで、これまでとは全く違った世界が見えてくるようになるかもしれませんね。