人に任せる勇気と覚悟を
鐵人ブログ、3467日目です。(残り186日)
ここ数日のブログでお伝えしてきた事業承継というテーマについて。これは企業の経営トップの承継話に当てはまるだけではありません。例えばこのブログを見ている皆さんも自分自身に当てはめて考えてみてください。それぞれの仕事のポジションについても同じことが言えるかと思います。例えば皆さんが今やっている仕事を、自分より経験が浅く、年齢も若い人が近くにいたとしたら、その人に任せることは出来るでしょうか?
この時に「〇〇は経験がないからまだ早い」「〇〇は知識が足りないから任せられない」「自分がやった方が安心だし間違いない」「自分がいなければ仕事は回らない」と思っている人がいたら要注意。この考え方であればいつまで経っても、自分が持っているバトンを人に渡すことは出来ないでしょう。その結果、自分自身の成長はもちろんのこと、次の人の成長の芽も摘んでしまうことになってしまうのです。
どのようなポジションであっても、次の人に自分が今持っているバトンを渡していかなければ、どんどん組織は硬直化し衰退していくことになると思います。組織を活性化させていくためには、自分が元気なうちにバトンを渡し、次の人に任せる勇気と覚悟を持つことが必要なのではないでしょうか!