両立させていく難しさ
鐵人ブログ、2795日目です。
日本政府が進める「働き方改革」によって、これからの企業経営には「生産性の向上」「労働時間の削減」といった対応力が求められます。しかし運輸業界においてこの「二つ」を「両立させていくこと」は、非常に「難しい課題」となるのは間違いないでしょう。理由は「生産性の向上」⇒「トラックの稼働時間を増さなければならない」⇒「ドライバーの労働時間が増えてしまう」という、運輸業界の「根本的な構造」にあると私は考えています。
そのような中、私たち丸吉では「鉄のモーダルシフト輸送」を推進し、特に「長距離輸送」時におけるドライバー負担を出来るだけ軽くすることで、ドライバーの労働時間の削減を進めていこうとしています。トラックの代わりに「鉄道コンテナ」や「海上フェリーシャーシ」を使って、様々な鉄を様々なところへ運び届けているのです。このようなモーダルシフト輸送には、必ずトラックを使った「両端(積み地・降ろし地)」での「近距離輸送」が発生するので、トラックの稼働もしっかりと上げていくことが出来るのでした。
トラックの稼働を減らすことなく、ドライバーの労働時間を減らしていく。モーダルシフト輸送には、今の日本が抱える「社会問題」を解決していく、大きな「可能性」が秘められていると私は確信しています。「鉄のモーダルシフト」は私たち丸吉にお任せください!