ホワイト物流の実現を!
鐵人ブログ、3047日目です。
「ホワイト物流」という言葉をご存知でしょうか。これは「国土交通省」「経済産業省」「農林水産省」が連携して進めている取り組みです。「物流の持続的・安定的な確保を経営課題として認識し、生産性の高い物流と働き方改革の実現に向け、取引先や物流事業者の相互理解のもとで物流の改善に取り組んでいく」という方針のもと、様々な施策が行われようとしているのでした。
ホワイト物流の具体的な取り組みは、「①トラック輸送の生産性向上と物流効率化」「②女性や高齢者が働きやすい労働環境の実現」という二本柱で成り立っています。今後確実に減っていくトラック輸送力を補っていくためには、一台のトラックの生産性や効率性をより高めていかなければなりません。また少子高齢化や若者のクルマ離れによって深刻化していくドライバー不足に対応していくためには、女性や高齢者が安心して働くことができる職場づくりが必要なのです。
今後「物流事業者単体」で何かを進めていくことに限界があるのは明らかでしょう。これからは荷主企業はもちろんのこと、国や行政ともしっかりと連携しながら物流改革を行っていかなければなりません。それが私たち物流事業者に課せられた使命なのだと思っています。