バスに乗れなくなる日?
鐵人ブログ、3183日目です。
少し前の北海道新聞に「道内路線バスの運転手不足」という記事が掲載されていました。これだけ大きなスペースを使って記事が書かれていたということは、それだけこの問題の深刻さが年々増してきているということなのでしょうか。地方のバス路線や一日の本数が減っていけば、ちょっとした買い物や少し離れた病院に行けなくなるお年寄りが増えていくのは間違いありません。これからの「バス業界」の動向に注意が必要ですね。
このような厳しい状況の中、各バス会社では「大型2種免許の取得支援制度」「入社時の支度金支給」「就職相談会の開催」「運転手の一日をまとめた冊子作製」など、様々な施策を行っているようです。しかしどれも特効薬になるようなものではなく、バス運転手の減少に歯止めがかかっていないというのが現実でしょう。
運輸業界全体に突きつけられている「ドライバー不足」という深刻な問題に対し、各事業者が様々なアイデアを出し、それぞれが「答え」を出していかなければなりません。私たち丸吉も既成概念にとらわれない柔軟な発想で、「鉄の物流を変えていく」新たな取り組みを積極的に進めていきたいと思っています。