トラックだけで楽しく学ぶ方法
鐵人ブログ、2002日目です。
北の台小学校でのイベント後半は3つのブースに分かれての授業となりました。それぞれにアイデアを出し合って「真面目な学び」や「楽しい体験」など色々と工夫を凝らしたブースになったと思います。
一つ目は「セミトレーラーシャーシ上での物流教室」。かなり車高のあるトレーラーシャーシだったので実際に車上に乗った子供たちからは「高~い」「怖~い」という声も上がっていましたが、真剣に私たちの話を聞いてくれていました。丸吉が運んでいる様々な鉄の中で災害時などに使われる鋼材があります。今回は実際の鋼材を目の前に置きながらパネルを使って色々な説明をしました。先月の台風で甚大な被害を受けた北海道だったので緊急物資輸送による災害復旧の話などは子供たちにも大きなインパクトがあったのではないでしょうか。「運輸業=人の役に立つ仕事」ということしっかり伝えられたと思います。
二つ目は「トラック試乗体験とタイヤ本数&トレーラー長さ当てクイズ」。トラックの運転席に乗るという経験は中々出来るものではありません。今回も短い時間ではありましたがドライバーの感覚が子供たちの記憶にしっかり残ったはずです。またトレーラーに付いているたくさんのタイヤの本数を数えてもらったり子供たちの歩測でトレーラーの長さを当ててもらったりしながら実際のトラックの大きさや長さを体感してもらうことが出来ました。重量物トレーラーのタイヤの本数(22本!)や全長の長さ(17m!)に子供たちも驚いていましたよ!
三つ目は「クレーン付きトラックの操作実演」。ドライバーさんの絶妙なクレーン操作を目の当たりにした子供たち。「匠の技術」に「お~!」「すごい!」という歓声を上げてくれた子供たちと嬉しそうなドライバーさんの姿を見ることができて大満足の私なのでした。また何人かの子供たちにはドライバーさんにサポートしてもらいながら実際のクレーンを使った巨大UFOキャッチャーゲームに挑戦してもらいました。子供たちもドライバーさんも大喜びの楽しいブースになっていましたね!(ちなみに吊り上げてもらった「巨大なめこハンマー」は吉谷家の三男坊のオモチャを無断で借りてきたもの。後で怒られそうです(笑))
普段仕事で使っているトラックで子供たちに楽しんでもらったり勉強してもらうためにはどうしたら良いのか?子供たちの笑顔と歓声を肌で感じながら色々と「新たな可能性」を発見することができた一日になったと思います。楽しい時間をありがとう!