トラウマに打ち勝つ為に
鐵人ブログ、2963日目です。
私は来週、大勢の方の前でお話させてもらう機会を頂きました。一つは業界の総会での主催者挨拶、もう一つは結婚式での主賓挨拶。今回は久しぶりに「原稿」を用意して挨拶をさせて頂こうかと考えています。私が「吃音者」であることは何度かこのブログでお話してきました。私自身が今でも苦労しているのは「紙に書いた文章」を読むこと。吃音を持つ人にとって「決まった言葉」を発するのは、とても難しいことの一つなのです。
小さいときから私が特に苦労したのが「本読み」でした。小学校時代の国語の授業中に先生から言われる「はい、それでは〇ページの〇行目から読んでみてください」から始まる「恐怖の本読みタイム(苦笑)」が、私自身の「トラウマ」になっていることは間違いありません。それだけ「紙に書いたものを読む」ということが今でも大の苦手だということなのです。
皆さんが「トラウマ」になっていることはありませんか?それに打ち勝つ為には、そこから逃げないという「覚悟」と、揺るぎない「決断」を持つことが必要なのではないでしょうか。私自身も、これから一生をかけて「話すこと」と真正面から向き合いながら生きていきたいと思っています。