ガスで走る赤いトラック
鐵人ブログ、3129日目です。
今日は「LNG(液化天然ガス)トラック」の特性についてお届けしたいと思います。基本的に「EVトラック」は「電気モーター」で走りますが、「LNGトラック」は「従来型のディーゼルとほぼ同じエンジンを積んでいる」ということを知っている方は意外に少ないかもしれません。しかし燃料が「軽油(石油系)」ではなく「天然ガス」を使うことで、たくさんのメリットを受けることが出来るのでした。
「排気ガスからCO₂は出るがNOxやPM等の有害物質量が圧倒的に少ない」「航続距離を最大1500km近くまで走らせることが出来る」「石油以上に埋蔵量が多く世界各地で採掘可能なため安定的な資源となる」「馬力もディーゼルエンジンに匹敵するくらいのものを出せる」など、LNGトラックには多くのメリットがあるのです。
このようなことからLNGトラックは、「100km以上の中長距離を走り重量物を積むこと」が求められる「鉄の物流」という業態に、ピッタリ適したクルマだと言えるのではないでしょうか。現在、様々な「鉄の物流を変えていく」取り組みを進めている私たち丸吉ロジ。近い将来「ガスで走る赤いトラック」を見ることが出来るかもしれませんね!