どこを目指していくのか
鐵人ブログ、3420日目です。(残り233日)
昨日のブログでは「経営羅針盤に書いた未来が実現した」という話をお伝えしました。この話を聞いてそれぞれが色々なことを思われたかもしれません。「書かなければ何も実現しないのか?」「書けばすべてが実現するのか?」「書いて発表すればすべてが上手くいくのか?」。一体どれが正解なのかは私にも分かりません。しかし間違いなく言えることが一つあります。それは昨日お話した関東浦安での鉄鋼センターの案件については、「羅針盤に書き記し発表していなければ私はトップとしての決断(経営判断)をすることは出来なかった」ということ。これは紛れもない事実だと言えるでしょう。
「暴風雨が吹き荒れる中、真っ暗な夜の海に漂う一艘の小さな船」をイメージしてみてください。皆さんがその船の「船長」だったとしたら、どのような判断をするでしょうか。「暴風雨がやむまでその場でじっと我慢する」「真っ暗で方向は見えないがとにかく前に進んでみる」「何でこんな天候になってしまったんだと環境を嘆く」。どの選択をしても決して良い結果を生むことは難しいかもしれません。
そんなときに重要な役割を果たすのが「羅針盤(方位磁針)」なのです。この「船(会社・人生)」はどこを目指し、今はどこにいて、これからどの方向に進んでいこうとしているのか。自らが進むべき「道」を指し示す「羅針盤」を信じ、この難局の時代を乗り越えていきたいと思っています。