たくさんの穴がある意味
鐵人ブログ、3434日目です。(残り219日)
ここ数日のブログでお伝えしている「重仮設資材」のこと。今日は「山留(やまどめ)」という資材をご紹介したいと思います。これは鋼矢板だけでは土留壁を支えきれないときに使われる重仮設鋼材の一種。地下に大きな構造物をつくるときには、地中深いところまで掘削していく必要があるため、土留壁(鋼矢板)だけで大きな土圧を支えきることは出来ません。そこで活躍するのが「山留」という重仮設資材なのでした。この山留には「土留壁を支える」という大切な役割があるのですね!
ところで山留には「たくさんの穴」が空いているのですが、これは何のための穴かお分かりでしょうか?実はここにボルトを差し込み、現場でジョイントすることが出来るようになっているのです。山留には様々な長さや太さがあり、それらを組み合わせることによって様々な現場に対し柔軟な対応ができるようになっているのでした。
ここ数日のブログでお伝えした「鋼矢板」「山留」という二つの重仮設資材について。明日のブログでは「覆工板(ふっこうばん)」という品種をご紹介させていただきます!もう少しの間「マニアックネタ(苦笑)」が続きますが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。