それは単なる思い込み?
鐵人ブログ、3170日目です。
人はどうしても「自分が苦手なことを克服したい」という「短所是正」に意識が向いてしまうものかもしれません。でも昨日のブログでお伝えした「自分が得意なことを磨いていく」という「長所伸展」という考え方のほうが、良い結果を生んでいけるのは間違いないでしょう。この時に「自分には長所なんて一つもないよ」と思われた方は、今からお話する内容から「何か」を感じてもらえればと思います。
以前の私は「上手に話をすること」ができなければ、人に色々な「想いを伝えること」は出来ないと思っていました。しかし様々なセミナーなどで何度もお話をさせていただく中で「ある大切なこと」に気づいたのです。それは「書いた原稿通りに話すこと」ではなく「自分をさらけ出して話すこと」でした。ありのままの自分の過去、辛く苦しかった体験談、今では笑えるような失敗談、そのような話をしたときの皆さんの反応が大きく違うことに気づいたのです。下を向いて書いてある原稿を読み上げただけでは伝わらないこともあるのですね。
「他から借りてきた綺麗に着飾った言葉」ではなく、「自分の心の底から出てきた泥くさい本気の言葉」で伝えること。それであれば「長所がない」と思う人でも今すぐに出来ることなのではないでしょうか。皆さんは「自分は〇〇だから△△が出来ない」と思っていることはありませんか?それはもしかしたら単なる「思い込み」なのかもしれませんよ。