それは何のために?
鐵人ブログ、2277日目です。
皆さんは「レンガ職人の話」を聞いたことがありますか?レンガを積み上げている3人の男たちに「今、何をしているのですか?」と、その場を通り掛かった人が聞いてみました。すると、それぞれから様々な答えが返ってきたのです・・・。
【1人目の男】「何って、レンガ積みに決まっているだろ。暑い日も、寒い日も、一日中レンガ積みばかり。手や腰は痛くなるし、なんで、こんなことばかりしなければならないのか、まったく嫌になっちゃうよ」。【2人目の男】「ここに大きな壁を作っているんだ。この仕事のおかげで俺は食べていける。色々と大変なことばかりだけど仕方がない。これからも何とかやっていくだけさ」。【3人目の男】「私は歴史に残る大聖堂をつくっているんだ。ここに多くの人が集まり、みんなの心が安らぐような場所になるんだ。こんな素敵な仕事に携われて私は本当に幸せだよ」。
ここで分かることは、1人目の男は「嫌々ながら毎日の仕事をしている」、2人目の男は「自分が生活をしてくためだけに仕事をしている」、3人目の男は「社会のため世の中のために仕事をしている」ということです。同じ職場で同じ仕事をしていても、その人の考え方によってこれだけ違いが生まれるものなのですね。さて皆さんの仕事に対する考え方はどの人に近いでしょうか?私は「3人目の男」に近づけるように、これからも精進していきたいと思っています!