その過去が持つ意味とは
鐵人ブログ、3236日目です。
「過去は変えられない」。当たり前ですが過去に起きてしまった出来事を変えることは絶対に出来ません。ドラえもんのタイムマシーンでもあれば別だと思いますが・・・(笑)。一方で「過去は変えられる」という話を聞いたら皆さんはどう思うでしょうか?この言葉を初めて聞いたとき私は全く理解することが出来ませんでした。実はこれ「過去の出来事を変えられる」と言っているのではなく、過去に起きてしまった出来事に対する「自分自身の考え方は変えられる」という意味なのです。
皆さんにとって絶対に忘れられない辛く苦しい「過去」があったとしましょう。その出来事自体は絶対に変えることは出来ません。しかしここで着目しなければいけないことは「その出来事に意味をつけているのは自分自身」ということ。例えばスポーツ選手が練習中に大きなケガをしてしまった時に、「あぁこんなケガをしまった自分はなんて不幸なんだ」といつまでも嘆き続けるのか、「このケガは△△という意味をもって神様が自分に与えてくれた試練なんだ」と捉えるのかによって、その後の選手人生は大きく違ったものになるはずです。
皆さんがこれまでの人生の中で「一番辛く苦しかった過去」はどんな出来事だったでしょうか?その過去に「どんな意味」をつけているのかは「自分自身」なのですね。辛く苦しいという意味を与えていた過去とキッパリ決別し、自分が決めた未来に向かって前に進んでいきましょう!