そのとき物流は?
鐵人ブログ、2722日目です。
先日、札幌市内で開催された第38回北海道物流人倶楽部。今回の会では当初予定していた内容を一部変更し、参加者一人一人から「震災後の物流の状況」について報告してもらうことにしました。以下に書いてある言葉はそれぞれがお話になった内容の抜粋になります。
「照明が使えなかったので真っ暗闇の中、クルマのヘッドライトをつけて荷卸しをしました」「発電機で何とか電源を確保し冷凍品を溶かさないように頑張りました」「自宅が被害にあったドライバーも多かったけど、一生懸命荷物を運び届けている姿に感謝の気持ちで一杯になりました」「今回北海道で起きたブラックアウト(全電源喪失)ですが、ホワイトアウト(吹雪で目の前が真っ白になる現象)の極寒の時期でなくて良かったと思います」「台風の被害と重なり正直とても厳しい状況が続いています」「情報が全く入ってこなかったので非常に不安になりました」「停電により食品を大量に廃棄することになったのが残念でした」
「全電源喪失」という恐ろしい事態が発生した北海道。その時「物流」がどのような状況になっていたのかについて、皆さんから色々な話を聞かせて頂くことが出来ました。その中でこれまで以上に物流の重要性を認識し、改めてこの仕事に対する「誇り」と「使命感」を強く持った私です。