その「溝」を埋めていくために
2017/02/10
鐵人ブログ、2143日目です。
いつも新たな挑戦を続けていますか?昨日のブログでは「鉄の輸送現場で鉄道コンテナが普及しない理由」と「商品特性とのミスマッチ(溝)」についてお伝えしました。今日は、その「溝」を埋めるために私たちが進めている取り組みについてお話していきたいと思います。
「鉄」の物流現場には、食品や雑貨などと違って「重たい」「長い」「クレーン積込」などの特徴が見られます。これらにしっかりと対応していかなければ、鉄の業界でコンテナを普及させていくことは難しいでしょう。そこで私たち丸吉では、メタル便グループ、JRグループ、荷主企業、国の行政機関などからの支援を頂きながら、ここ数年の中で「鉄道コンテナによる鉄の輸送」に挑戦をしてきたのです。最初に導入したのが「20F箱型コンテナ」。このコンテナの特徴は内寸の長さが6m近くあるので、「10tまでの重さ」「5.5mまでの長さ」という商品の輸送が可能となりました。これにより「重さ」「長さ」の二つの課題は無事クリアーすることが出来たのです!
しかし、このコンテナでも解決できなかったのが「クレーンでの積み込み」「6mという長さへの対応」という二つの課題でした。そこで様々な議論を重ね新たに開発したのが「21Fオープントップ型コンテナ」だったのです。この話の続きは明日のブログでお伝えしますのでお楽しみに!(このネタ若干引っ張り気味な感じがしますが気のせいです 笑)