こんな使い方もあります
鐵人ブログ、3432日目です。(残り221日)
昨日のブログでは「鋼矢板」の代表的な「使い方(土留壁)」についてお伝えさせていただきました。実は鋼矢板にはもう一つ重要な使い方があるのです。それが河川災害などが発生した場合の緊急的な「仮堤防」という役割。ここ最近のニュースで大雨による堤防決壊のニュースが特に増えてきたように思いませんか?これは地球温暖化の影響が大きいと言われています。残念ながらこのようなニュースは今後も続いていくことになるかもしれませんね。
ひとたび河川が氾濫を起こすと、周囲の堤防は決壊し人々の暮らしに甚大な被害をもたらすことになるでしょう。決壊した堤防を新たに作り直すまでには数カ月以上の時間が掛かるため、緊急的な対応が必要になります。そこで上の写真のように鋼矢板を打ち込むことで、一時的な仮堤防をつくることが出来るのでした。鋼矢板は国民の暮らしを守る大切な役割を果たしていると言えるかもしれませんね!
建築現場、土木現場、災害現場など色々な現場で使われている鋼矢板はとても便利な仮設資材です。ところで実際の現場で使用された鋼矢板が、その後どのようになるのかご存知でしょうか?明日のブログでは「鋼矢板のその後(笑)」についてお伝えさせていただきます!