これは急ぎませんので・・・
鐵人ブログ、２３７０日目です。
インターネット通販の普及に伴い、ここ数年の中で「即日配送」「超速達便」といった「スピード」を重視した輸送サービスが当たり前になってきました。一方でそのようなサービスを維持するために、実際の物流現場では非常に多くの「ムリ」や「ムダ」が発生していることをご存知でしょうか？その結果、ドライバーの長時間労働が蔓延し、ドライバー不足に拍車をかける事態になっているのです。
宅配便業界などで起きている「時間指定サービスの縮減」や「配達料金の値上げ」といったニュースは皆さまの記憶にも残っていることでしょう。「大至急その商品が必要」という顧客ニーズもあるでしょうが、「今日届かなくても何とかなる荷物」が多いのも事実だと思います。先日、「急ぎません便」というサービスの人気が高まっているというニュースを目にしました。これは配達日時に余裕を持たせる代わりに、従来の配達費用を少し割り引くといったサービス。そうすることで物流事業者は余裕をもって配送工程を組むことができ、輸送効率を大幅に高めることができるのです。
これからの時代、「様々なニーズ」に対応していくことが企業に求められてくることでしょう。私たち丸吉が「鉄の物流業界」にどのような輸送サービスを提供していくことが出来るのか。今一度見つめ直すべき時にきていると感じたニュースの話をお届けしました。
