「鉄と木」の組み合わせ
鐵人ブログ、2975日目です。
先日、北海道の道南に位置する函館方面から苫小牧方面に向けて、「木」を運ぶ輸送案件の見積依頼がありました。木材の業界にも「トラック不足」「ドライバー不足」の波が押し寄せているということなのでしょうか。今後どのような展開になっていくかは分かりませんが、しっかりと対応を見極めていきたいと思っています。
私たち丸吉ロジは「鉄」に強みを持つ物流会社です。今後も「別の分野」に事業をシフトしていくことはないでしょう。一方で少子高齢化によるドライバー不足や、働き方改革の推進による労働時間規制により、これまで以上に「輸送効率」を高めていかなければならない現実に直面しているのも事実です。現状であれば、苫小牧で鉄を積んだトレーラーが、函館で荷物をおろした後は「空(から)」で帰ってくることがほとんど。「鉄」で一杯だった荷台を「木」で埋めることが出来たら面白いかもしれませんね!
「木」が持つ特性としては「重たい」「長い」といったことが挙げられるでしょうか。これは鉄にも当てはまるキーワードだと思います。「鉄」と「木」のように「同じような特性」を持つ商品であれば、組み合わせかた次第で輸送の幅を大きく広げていくことが出来るかもしれません。これからも既成概念にとらわれず、物流の未来の可能性を大きく広げていきたいですね!