「蛇」の「お腹」のお話です
鐵人ブログ、2237日目です。
「蛇腹(じゃばら)」という言葉をご存知ですか?これは書いてある字の通り「蛇(へび)」の「お腹」に由来する言葉です。蛇のお腹のように伸び縮みする構造のものを「蛇腹式」というのですね。現在私たち丸吉では「蛇腹式シート付き」のトレーラシャーシの導入検討を進めているところなのでした。
鉄の物流現場においては、荷物の積み下ろしはどうしても上部からのクレーン作業が主体となります。そのような場所では「箱車」「ウィング車」といった上部に屋根があるシャーシでは仕事にならず、平トレーラ(下記イメージ)と呼ばれる屋根がないシャーシが必要になるのです。一方でこのようなシャーシでは重たいシートを荷台の上にあげ、一人でシート掛け作業を行うしかないのですが、これは女性や高齢者には負担の多い作業と言えるでしょう。そこで私たち丸吉では今回のような「じゃばら構造」のシート導入を進め、職場環境の改善を図っていくことを決めたのでした。
これからの時代においては、女性や高齢者の方が安心して働ける職場環境を整えていくことは会社の責務だと私は考えています。このような設備を導入していくことで、鉄の物流業務に携わる丸吉の皆さんの「働き方改革」が進んでいけば嬉しいですね!