「幸せライン」はどこに?
鐵人ブログ、2587日目です。
先日、「つんくさん」と学生たちが語り合うというテレビ番組に、ふと私の目がとまりました。数々のヒット曲を世に生み出してきたバンドのボーカルだった「つんくさん」にとって、「声」というものは何にも代えがたい「宝」だったと思います。しかし数年前の病気によって「声帯」を失うという現実に直面し、現在に至るのでした。
ボーカルという職業の人にとって「声」が奪われるという現実は、普通であれば「絶望」を感じるほどの出来事だったかもしれません。でも、つんくさんは「その現実」を前向きに受け入れ、「今の自分だからこそ出来ることがある!」と信じ、現在多方面にわたる様々な活動を行っているのでした。つんくさんによると、「幸せライン」というものを自らが決め、そのラインを「一歩超える」感覚を持つことで、今に感謝することが出来るようになっていったそうです。「生きる」ということに対し深く考えさせられるお話でした。
「あれが欲しい」「これも手に入れたい」「それは手放したくない」。人の「欲」というものは、どこまでいっても際限がないものです。「今」に幸せを感じられるかどうかは、自分自身で決めることが出来るものなのかもしれませんね。皆さんの「幸せライン」はどこに引かれていますか?