鐵人ブログ、２１５０日目です。

「自分の中にあるもの」を取り出していますか？私は来月に札幌市内で開かれるいくつかのセミナーで「発表する機会」を頂きました。このような発表をする前に、私はいつも色々なことを考えたり、振り返ったりする時間を持つようにしています。資料づくりを進めていく中で、ときには苦しく感じるときもあるのが正直なところですが、また新たな発見できることを期待しながら発表本番までの日々を楽しんで過ごしていきたいと思っている私なのでした。

人に何かを伝えるということは、自分の「中にあるもの」を「外に出していく」という作業が必要になります。自分が持っている「知識」「経験」「想い」「考え方」・・・これらを「自分というフィルター」と通して外に出していく過程の中で、新たな気づきや学びが生まれてくるのでしょう。ある日突然「自分という入れ物」が大きくなったりすることはあり得ません。自分の中にあるものを取り出し、また新たなものを入れ直し、また別な形で取り出して…、そんなことを繰り返していく中で、ふと気づくと自分の入れ物が少しだけ大きくなっていた。きっとそんな感覚なのだと私は思っています。

今まで目指したことのない山に登るのは誰でも不安なものです。登り始めた途端に予想もしないアクシデントに見舞われて後悔することがあるかもしれません。でもその苦難を乗り越え、頂上に登りきった人だけが、これまで見たこともない「絶景」に出会えるのだと信じて、これからも「取り出すこと」に全力投球していきます！

-伝えたいこと