「分業化」することの意味
鐵人ブログ、2217日目です。
ドライバーという仕事にどんなイメージを持っていますか?もしかすると「一日中ハンドルを握って運転している」といったイメージを持たれている方が多いかもしれませんね。でもドライバーの労働時間の内訳(全国ドライバー平均)を見てみると、「運転時間」は意外と少ないことがお分かり頂けるでしょう。それよりも「手待ち時間」「作業時間」といった運転以外のところに「長時間労働の要因」が潜んでいると思われます。
昨日のブログでは鉄の物流現場改革における「一体化」のお話をさせて頂きました。今日は二つ目の改革キーワード「分業化」についてです。ドライバーの一日の仕事を大きく「運転」と「作業」に分けた場合、「作業」の部分を他のメンバー(管理者や倉庫作業者等)が出来るようにしておくことで「分業化」が進み、ドライバーの業務量を平準化することが出来ると考えています。出来るだけドライバーは運転することに集中し、運転以外の業務(積込積降作業、荷締め作業、シート養生作業等)は他のメンバーでも対応できるような「分業体制」を進めていくことが大切なのではないでしょうか。
私たち丸吉が運営する鉄鋼物流センターでは、その理想に向かって日々改革を進めているところです。まだまだ道半ばではありますが少しずつ効果が出始めているのは間違いありません。これからも「鉄の物流改革」を続けていきましょう!明日は3つ目の改革キーワード「共有化」についてお届けします。お楽しみに!!