「人と地球」にやさしく
鐵人ブログ、3268日目です。
「ディーゼルエンジン」の排気ガスに含まれる、「二酸化炭素(CO2)」「窒素酸化物(NOX)」「硫黄酸化物(SOX)」「粒子状物質(PM)」といった様々な「有害物質」。どれも人体や地球環境に悪影響を与える物質ですが、「LNGエンジン」であればこれらの排出量を大きく削減していくことが出来ます。下のグラフをご覧いただけますでしょうか。
LNGエンジンであれば地球温暖化に大きく影響していると言われる「CO2」を約10%近く削減することが出来ます(ディーゼルエンジン比)。また酸性雨を降らせる原因にもなっている「NOX」も約35%ほど減らすことが出来るので、地球環境保全に大きな効果が得られるのは間違いないでしょう。そして驚くべきことに「SOX」「PM」の排出量はほぼゼロなので、人の健康にもやさしいエンジンであることは間違いありません。このことからもLNGが、いかにクリーンなエンジンだということがお分かりいただけるかと思います。
このような性能をLNGエンジンが持っていることから、世界的には「ディーゼル車」を全廃し、「液化天然ガス自動車(LNG)」や「電気自動車(EV)」に転換していこうという動きが加速しているのでした。これからの時代は「地球環境」や「人の健康」にやさしい経営をしていかなければ生き残っていくことは難しいかもしれませんね。